丹沢・大山 ルートガイド

ルートガイド Route Guide


大山(おおやま)/山女子クラブおすすめトレッキングガイド

神奈川県有数の観光地として昔も今も多くの人を魅了する山

──大山(おおやま)は神奈川県の厚木市、伊勢原市、秦野市の3市に接する標高1,252mの山です。丹沢山塊の東に独立峰のようにそびえるピラミダルな山容は富士山にも似た美しさがあり、古くから山岳信仰の対象として多くの修験者たちに登られてきました。江戸時代には庶民による「大山詣り」が大流行し、表参道の山麓には宿坊や土産物屋が軒を並べ、現在でも神奈川県有数の観光地として多くの人が訪れます。

山行形態:日帰り
体力グレード:★★★    技術グレード:★
歩行時間:5時間
標高:1,252m
登行標高差:937m(大山ケーブルバス停・標高315mから)
山域:丹沢山塊
都道府県:神奈川県
地図:2万5千分の1地形図「大山」(国土地理院)、山と高原地図29「丹沢」(昭文社)


登山口へのアプローチ 小田急小田原線「伊勢原」駅へ、➡︎新宿から約60分。➡︎小田原から約30分。/伊勢原駅からは神奈川中央交通バス「大山ケーブル行き」に乗り約27分で登山口「大山ケーブル」バス停に到着します。
神奈川中央交通バス時刻表

 

▼大山行きのバスは小田急小田原線 「伊勢原駅北口」から出ています

▼階段を降り線路に沿って直進し4番バス乗り場へ。緑の三角屋根はトイレです

▼神奈川中央交通の「伊10」「伊11」の「大山ケーブル」行きに乗りましょう


《大山ケーブルバス停から阿夫利神社下社まで》 区間歩行時間55分
大山ケーブルバス停==15分==大山ケーブル駅==男坂40分==大山阿夫利神社下社
・男坂は急な石段に注意しましょう。
・阿夫利神社下社の手前にも公衆トイレがあります。それ以後頂上までトイレはありません。
・この区間はケーブルカーを使えば、25分に短縮できます。ただし、ケーブルカーを使えば楽ですが20分間隔運転なので単純に早いとは限りません。

▼大山ケーブルバス停です。トイレもあります。準備ができたらスタート!

▼車道を100メートルほど進むと大山の表参道「こま参道」の入り口です

▼大山名物の豆腐料理屋や土産物屋の並ぶ階段状の参道を15分ほど登ります。

▼店が尽きるとまもなく大山ケーブル駅(山麓駅)です。

▼ケーブルカーなら約6分で標高678mまで運んでもらえます。 運賃・時刻表へ

▼男坂はケーブル駅を左に回り込んだ裏手。いきなり古い石段が立ちはだかります

▼石段は急で段差も大きいのでしっかり体重移動しバランスを保ちましょう

▼横から見ると傾斜のキツさがよくわかります

▼30分ほど急登を登ると左から女坂が合流し、間もなく阿夫利神社下社の境内です

▼境内への立派な石段の手前に、公衆トイレと茶店があり休憩ポイントです

▼大山阿夫利神社下社への石段を登ります

▼ケーブルカー終点の下社はこの高さです。あとは山頂まで足で登るほかありません


《阿夫利神社下社から大山山頂(阿夫利神社本社)まで》 区間歩行時間90分
大山阿夫利神社下社登山口==40分==裏参道分岐(16丁目)==35分==ヤビツ峠分岐(25丁目)==15分==山頂・大山阿夫利神社本社
・樹林帯で陽の当たらない道なので、雨の後は地面が滑りやすく転倒しないよう注意が必要です。
・16丁目にはベンチがあり休憩に適しています。

▼下社からの登山道はこの門から始まります。

▼急な石段を登ります

▼樹齢600年といわれる夫婦杉(8丁目)

▼9丁目石

▼ごろごろした石や木の根が混じった道に足を取られないよう注意しましょう
▼25丁目の分岐でヤビツ峠からの登山道が合流します

▼頂上まで残り15分くらいです

▼鳥居が見えたらもうすぐです。木の階段は崩壊しているのでつまずかないよう注意

▼まず奥社とよく似た造りの前社がお出迎え
▼前社を過ぎると阿夫利神社本社と書かれた標石と崩れかかった石段が頂上への入り口

▼石段の上に本社の拝殿があります。この裏手に奥社

▼晴れていれば麓の伊勢原市、平塚市などの町はとてもよく見えます

▼休日はお弁当をひろげる人でベンチは満席、雨でも屋根のある休憩舎もあります

▼よく見ると東京新宿の高層ビルなども見えるそうです


《山頂・阿夫利神社本社から見晴台を経て阿夫利神社下社へ》 区間歩行時間90分
山頂・阿夫利神社本社==20分==雷ノ峰尾根分岐==60分==見晴台==30分==阿夫利神社下社
・見晴台までの下りは急な下り坂です。現在は階段が整備されましたが注意して歩きましょう。
・見晴台は展望も良くベンチとテーブルがあるのでゆっくり休憩できます。
・見晴台から下社までの道は谷をほぼ水平に横切っていくルートです。途中の二重滝は滝に降りる場合は足元に注意。

▼見晴台への雷ノ峰尾根は急な下りです。現在は階段が整備されています。(2017年7月撮影)
▼見晴台から下社への途中の二重滝。禊の行場です

▼見晴台からはほぼ水平な道

▼下社の茶屋の裏の階段を上がれば下社の境内です


《大山阿夫利神社下社から女坂経由で大山ケーブルバス停まで》 区間歩行時間45分
大山阿夫利神社下社==5分==(ケーブル)阿夫利神社駅==15分==大山寺==15分==大山ケーブル駅==10分==大山ケーブルバス停
・女坂にも急な石段があります。疲れてると感じたら無理せずケーブルカーを利用しましょう。
・大山ケーブルバス停にはトイレの他に靴洗い用の水道蛇口があります。靴についた泥を落とせるので助かります。

▼ケーブルカーの阿夫利神社駅(山上駅) ケーブルカーに乗るならここから

▼帰りもケーブルカーを使わない女坂での下りは大山寺を通り急な階段を下ります

▼こま参道の店屋街まで来ればもう安心。伊勢原駅行きのバスで帰ります


ポイント:このガイドでは、登りも下りもすべて徒歩とし、同じコースを通らない設定としました。体力や好みに応じてケーブルカーを利用したり、コースの組み合わせをアレンジするなどして楽しみましょう。
おねがい:ガイドの詳細情報は取材当時のもので、可能な限り更新してく予定ですが、読者の登山計画に対する責任を負うものではありません。ルートの状況は時間とともに変化していくものとご理解のうえで、必要に応じて他のガイド情報や現地に問い合わせるなどして、実際の登山は自己責任で実施してください。

2017.7.8踏査

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