第1回 机上講習「登山計画の立て方」レポート

山女子クラブの初心者登山教室がついにスタートしました。第1回の机上講習のテーマは「登山計画の立て方」。会場の「池袋みらい館大明」は、もともと区立の小学校だった建て物。昇降口でスリッパに履き替えて教室に向かう廊下を歩いていると、タイムトンネルをくぐって小学生時代に戻って行くような気持ちになります。教室は普通の学級教室ではなく、工作準備室として使われていた小部屋です。会議室のようにテーブルと椅子が並べられていて、今回のように10人ほどで利用するには、ちょうどよい広さです。

今回、授業開始までの時間を使って、池袋テレビによるPR動画取材があったので、レポーターとして来ていただいた豊島区のご当地アイドル「豊島区ピースUPガール」の、愛原みょさん、岩倉愛さん、宇崎真里愛さんの3人にも授業を受けてもらいました。

小日向先生の話はテキストに書いていないことも多いからしっかりメモを取りながら

午後7時になり、講師の小日向孝夫先生の自己紹介から授業の始まりです。小日向先生は山の専門雑誌で有名な出版社、山と渓谷社勤務時代から登山の初心者指導に携わってきた経験から、山女子クラブの講習会テーマも特に初心者のうちに知っておいた方がいい知識や技術をえらんでカリキュラムを組んでいるそうです。実際に山の講義が始まってみると、ホワイトボードに大きく円を描いて、いきなり地球の地軸や緯度、経度、太陽の高度の話が始まり、理科の授業のようで「苦手かも」「ついて行けるか心配」とみなさん一瞬不安な表情でした。でも、それは全てを理解しなくても、「だから四季があるんですよ」とか「こうして高い山ができたんですよ」といった、山の魅力が何によって構成されているかに気づいてもらう「まくら」のようなものだったとわかって、みなさんいつの間にか無意識に先生の話術に引き込まれて行ったようです。

参加者にはスポンサーさんからのプレゼントなど特典もあります

山に登る服装選びのポイント、どんな山を選ぶか、安全のために何に注意すべきかなど、ちょっとした知識を頭に入れるだけで、ただ言われるままに誰かに連れて行ってもらう登山とは違う、なぜそうするかを自分で考えられる力が身に付く、山女子クラブが目指す「知的に登る」という意味をちょっとずつ感じていただけたかもしれません。

「登山計画の立て方」という今回のテーマで何を学ぶの? と思った方も多かったかもしれません。最近は山に登るとき、登山計画書の提出が厳しく求められるようになって来ました。その計画書の書き方かなと思われたかもしれません。でも、そんなかんたんな疑問はネットで調べてもわかります。もちろん教室に来ていただければ、テーマに関係なくても質問大歓迎ですが、山を登っているとなんとなくモヤモヤっと疑問に感じること、知らなくてもとりあえず登れるけど、知っているとイザという時の安心につながること。そんな役に立つ話がいっぱい聞けるのが、山女子クラブの初心者登山教室です。

次回の机上講習は5月23日水曜日、テーマは「楽な登り方、安全な下り方」です。「教室での勉強もいいけれど早く山に登りたい」という方は4月23日日曜の実地講習「日和田山」に参加してみてください。まだお申し込みも間に合います。ちょっと早起きして池袋から電車に乗ると1時間ちょっとで行ける、優しいけれど楽しめる山(「ひと足お先に登山教室下見ルポ」参照)です。

 

 

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