レポート湘南平塚教室 実地4「丹沢・大山」夏山の装備を総チェック

10円見つけて拾っているのではありません。階段を使って急斜面の登り方を説明しています。

先生にならって全員で10円玉さがし、ではなく急斜面で段差を登る時のからだの使い方を練習しています。

登り始めからいきなり階段の連続。ここは山岳信仰の山として名高い神奈川県でも有数の観光地「大山」です。「丹沢大山国定公園」に指定されている丹沢の山々のひとつで標高1252m。今回の実地講習は、富士山のトレーニングとして、この大山をあえてケーブルカーを使わずバス停からすべて歩いて山頂を目指します。その標高差は930m。富士山では1日目に五合目から八合目まで約1000m登らなくてはいけないので、この大山を歩いて登ることは富士登山のいい目安になります。

登山道はご神体である大山への参道です。山麓ではみやげ物屋さんが階段状にひしめきあい軒を連ねています。その階段を一歩一歩、足の調子、からだの調子をみながら登り始めました。下のバス停で全員KEENからレンタルした女性専用設計フィットネスシューズ「テラドーラ」に履き替えてスタートしたのですが、階段の連続でさっそく足に負担がかかります。そんなときに山仙人こと講師の小日向先生直伝「楽な登り方」を復習。初めて参加される方もいるので復習というより、その都度レクチャーしています。

トレッキングポールの使い方も練習しながら確実に高度をかせぎます。

みやげ物屋街を抜け、ケーブルカーのりばを横目にさらに登っていくと、これまでとはまったく異なる、まるで壁のように立ちはだかる急な石段が現れます。手すりもなく階段の石も決して平らではありません。緊張しながら一歩一歩ゆっくりと登ります。小一時間登ると傾斜がゆるみ、石段も立派になったかと思うと広々した神社の境内のような場所に出ました。大山をご神体に祀る、阿夫利神社の下社です。ここでひと休みし、「アミノバイタル® パーフェクトエネルギー」ゼリーで栄養とエネルギーを補充、いよいよここからが本番です。下社の境内を抜けるとまたまた立ちはだかる石段。手すりもありますが、それに頼らずじっくり登ります。

阿夫利神社下社の木陰で休憩。アミノバイタルを飲んでこのあとの登りに備えます。

下社境内から山麓方向を振り返る。ずっと深い森が続いてきましたが、さらに山深くなりここからが本番。

夫婦杉と名付けられた杉の大木。たしかに一株から2つの幹が頭上へと伸びていました。

さらに深くなった森の中の登山道は多くの人に踏まれて来たからでしょうか、太くはっきりとしています。時々傾斜がきつくなったり段差が大きいところもありますが、よく整備されています。しかし、それでも終始傾斜は急なところがほとんどで、滑りやすい箇所などもあるので気は抜けません。下社から小一時間ほど登ったところで標高は1000mになろうかというあたり。ここは傾斜が一旦ゆるくなりちょっとした広場にベンチもあるのでみんな休憩しています。ちょうど時間も12時になったので少し長めの休憩をとり、持ってきたお弁当で手短かにランチタイムです。頂上まで標高差で余すところおよそ350m。もうひと頑張りなので食事を終えたらすぐに出発です。もう3分の2は登って来ているのでこれまでのペースを崩さず、ゆっくり登れば1時間足らずで頂上に着くはずです。

登山道に鳥居が現れたら頂上の阿夫利神社上社のエリアに入ったしるし。はやる気持ちを抑えて一歩ずつ確実に。

空が見えたのはそれ以上高いところがないからでした。

KEENのイケメン軍団が不在なのは、ちょっとしたアクシデントで下社に引き返したからでした。

いくぶんガスがかかって頂上から見える景色は霞んでいましたが、梅雨時にしては上々の天気でした。

下りのルートはヒルが出やすいというので持って来た塩を靴やソックスになすり付けてヒル除けにします。

最後の急な登りから次第に傾斜がゆるみ、森がだんだん薄くなってくると道の真ん中に大きな鳥居が現れ、頂上エリアに入ったことを知ることができます。ゆるくなった斜面を登るにつれ頭上に樹木がなくなり空が開けて来ました。ふたたび古い石段が現れたかと思うと頂上阿夫利神社頂上本社に着きました。

阿夫利神社の本社の他にも売店や休憩舎のほか富士山さながらのチップ制水洗トイレなどいくつもの建物が頂上周辺に所狭しと設置されています。次々と人が頂上に登って来ますが入れ替わり立ちかわり、混雑してもすぐにまた空いて来ます。頂上で記念写真を撮影してから、休憩舎のベンチに腰掛けて、お湯を沸かしてティーブレイク。山仙人の話を聞いたりわからないことを質問したりして30分ほど休憩しました。

登って来たルートは傾斜が急なので、下りに使うのは危険という山仙人の判断で下りは傾斜の緩い、見晴台から二重滝を通るルートで下山する計画です。下り始めてしばらく行くと標高1000mくらいまでの100mくらいは急斜面にジグザグにつけられた道を下ります。この間だけは緊張しての下りでしたが、下るにしたがい傾斜は緩くなり広い尾根が平らになったところにベンチが並んだ場所があった。その名の通り見晴台で晴れていればかなりの展望が望めるに違いありません。うっすら下界の景色が見えるベンチで前回テーマの「地図の見方」と復習するため地図とコンパスを取り出して、緊急地図読み講習会の始まりです。

天気もよく周囲の開けた気持ちのよい休憩場所で臨時の地図読み講習会です。

 

見晴らしの良い場所だったので携帯電話の電波が届いたようで、KEENのイケメン軍団も無事、下社に下って待っていることがわかり安心しました。ここからは道もほぼ水平に回り込んで下社までトラバースします。途中、二重滝の橋で写真を撮って先を急ぎました。下社でイケメン軍団と無事合流、下りもケーブルカーに頼らずしっかり歩いて下山しました。

待望の富士山はもう目前です。

 

 

 

 

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