レポート TOKYO池袋教室 「岩殿山」


1月の初心者登山教室テーマは「危険な場所の通過法」でした。実地講習の山として山梨県大月市の「岩殿山」で実習を行いました。
岩殿山は、JR中央線の駅から近く、戦国時代に「岩殿山城」という山城が築かれた標高634mの岩山です。城址公園として整備された登山道は歩き易く、いつも富士山を眺めながら登るような眺望の良さが魅力です。

富士山の遠景を背中に見ながら国道を進むと岩殿山への登山道入り口が現れます。次第に傾斜が増してゆき、登山道は岩場の砦を縫うように山頂を目指します。山頂からは富士山が間近に見られ、写真撮影を楽しみましょう。

山頂から西に連なる尾根には兜岩をはじめクサリ場を有する岩場が数箇所あらわれるので通過には注意が必要です。

兜岩のクサリ場は、一人ずつ注意して通過します。今回は簡易ハーネスを用いた安全を確保しながらの岩場の通過法を練習するためにロープを出してクサリ場に固定しましたが、通常はもともと設置されたクサリやトラロープ(工事現場でよく見る黒と黄色のロープ)だけを頼りに登ります。1番目のクサリ場は岩に打ち込まれた梯子状の足場もあります。2番目の岩場は最初に切れ落ちた絶壁を横切るように進んでから上に向かって登ります。

クサリ場を通過しても急傾斜の登り下りが続きます。緊張を解かずに注意深くゆっくりと進みます。しばらく進むと巨大な大岸壁が現れます。それが稚児落としです。断崖絶壁の側で写真を撮ったり昼食を食べたりして休憩しました。日差しが気持ちいい晴天ですが、冷たい風がわずかに吹いていました。暖かいアスザックのスープで体を温めて、あとは大月駅を目指して下山するだけです。

 

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