レポート 特別単科講座「山の天気」生藤山から陣馬山


9月8日、実地講習「山の天気についてよく知ろう」を生藤山〜陣馬山のプチ縦走で実施しました。お天気についてだけではなく、登り方や下り方、地図の読み方まで総合的に講習できたのでとてもよかったです。このコースは最初の登りは急ですが、特に危ない所もなく緩い下りが主なので初心者の方にはとても良いコースです。詳細はルートガイドでも紹介していますので是非行ってみてください。

→奥多摩・生藤山から陣場山/ルートガイドのページへ

今年新しくなったばかりのJR中央線上野原駅南口から井戸行きの富士急山梨バスに乗り、約30分で終点井戸バス停に到着。道路に沿ってさらに約500m先から川沿いに軍刀利神社の参道の細い道へと進みます。鳥居と社務所を過ぎ、本殿への急な石段を上り、本殿の後ろの奥社へと道は段々急になりますが更に登ると、正面に堰堤が見えます。その手前から登山道が始まります。道はジグザグで急ですが、良く整備されているので全く不安はありません。


▲南口にエレベーター棟と駅前広場が完成し、バス・タクシー乗り場が北口から移動された上野原駅


▲軍神として広く信仰され、現在は厄除け招福、縁結びの神として有名な軍刀利神社

▲今日いちばんの急な斜面をジグザグ道で登って行く

1時間ぐらいで、右から登山道が合流し傾斜は緩くなり、さらに熊倉山や浅間峠、遠くは三頭山から続く稜線の道に出ます。そこを右に少しで三国山です。その先で、道が左右に分かれますが、右に行って下さい。左は抜け道ですから頂上には行きません。11:30に生藤山(990.3m)に到着。頂上は狭いですが、右側が空いているので展望があります。

▲ジグザグの急登が終わり右から登山道が合流したら三国峠まであとわずか

▲三国山はテーブルやベンチもあり広いので、長い休憩を取るなら生藤山より適している

▲三国峠から生藤山のピークへは途中の分岐で左の巻き道に入らないよう注意

▲どんどん変化していく空、この日の曇り空は天候の講習には好材料

天気は晴れのち曇りで、天気図で読んだ通りの天気ですが、山頂は南風で雲が多く曇りがち。最初は高層雲が中心だったものが、中層雲に変わりました。でも、ガスにはなりませんでした。つまり、雲の中には入らなかった訳です。

昼食を摂り、その先にすぐ1,019m(茅丸)の山頂がありますが、ほぼ下りの緩い道ですからドンドン行けます。13:00過ぎに和田峠手前から道路に入って、峠の茶店に出ました。少し休んで陣馬山への登りに入ります。ここからは階段を行きました。つまり、階段の楽な登り方の講習をしたのです。楽な登り方をバッチリゲットし、40分ほどで陣馬山に到着。

山頂は855m、なんと東京のスカイツリーはもとより、湘南の江の島や三浦半島も見えました。

▲1,000m程度の低山ではまだまだ残暑が厳しい。熱中症にも注意したい

▲展望のきかないピークは積極的に巻き道を利用して体力の消耗を避けることに

▲舗装道路(陣馬街道)が通る和田峠は登山者だけではなく、多くの人が利用する売店がある

▲陣馬山への高度差150mの登り返しに備えて「アミノバイタル」でエネルギーチャージ

▲855mの陣馬山がこの日最後のピーク。青空も見えてきて天気もまずまず

▲みなとみらいは文字通り横浜ランドマークタワーが見えて一目瞭然

▲江ノ島や三浦半島まで見渡すことができる

▲川崎方面、羽田の格納庫や川崎人工島など湾岸エリアまで

少しゆっくり写真を撮ったりして、14:30下山開始。和田バス停に下りました。15:30到着。15:42のバスに乗り15分ほどでJR藤野駅に到着しました。

▲アザミに止まるアゲハ蝶

▲センニチコウ、美しいのは山野草のみならず…

▲ニラの花

▲センニンソウ

▲ヤマジノホトトギス

というわけで、是非皆さん行ってみてください。

・あわせてルートガイドもご覧ください→山女子クラブおすすめトレッキングガイド/奥多摩・生藤山から陣馬山

 

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