レポート 初心者登山教室「地図読み講習初級編【高尾山】」
初心者登山教室9月のテーマは、必要とわかっていても誰もが苦手な「地図読み」の初級編講習を高尾山で行いました。
高尾山口駅前で、講習の流れを簡単に説明したあと出発。さっそくコンパスを使って地図を読む方法を、一から実習しながら歩いていきます。

最初はコンパスの持ち方もわからなかったお二人が今日の生徒さんでしたが、二人ともとても覚えが良く、すぐにコンパスの使い方にも慣れて、後半にはほぼ地図が読めるようになりました。途中からは、交代で先頭に立ち、等高線も読めるようになって尾根や沢をしっかり地形図から読み取れるようになってきました。

霞んで見える遠くの街も地形図と照らし合わせて確認してみます。

橋や鉄塔など大きな建造物は地形図に記号が書き込まれているので、ピンポイントで現在地を確認できる目印になります。
山頂では人の数が多くなっているので、マナーとしてマスクを着けます。
ちょうど頂上では、病人が出たそうで八王子消防署の2台のオートバイ部隊が、登って来て応急処置をしていました。
実際の地形と地形図を確かめながら、目標となるオリエンテーリングのポストを探して歩きます。
後半には、山座同定もできるようになり大きく前進しました。