レポート 初心者登山教室「地図読み中級編【大楠山】」実地講習

関東甲信地方がようやく梅雨入りしました。その週末に三浦半島の最高峰【大楠山】で地図とコンパスを使って歩く「地図読み」の実地講習を開催しました。

あいにくの雨でしたが、こんな日こそ地図読みの練習には最適です。なぜって景色が楽しめない分、コンパス片手に手元の地図に集中できるからです。

展望が効かない時でも、周囲の地形や人工物、道の別れ目などでコンパスを使って地図と実際の現在地を確認する作業を繰り返し練習しました。

はじめは傘をさしながら地形図とコンパス両方をうまく持てず、苦労します。先生の説明もすぐに理解できるとは限りません。

地形図で自分がどこにいるのか、見失わずに地図を読むのは容易ではありません。でも、ポイントごとに同じような作業を繰り返し実践することで、次第にわかってくるものです。

コンパスの針を地図の磁北線に合わせて正しく地図を持てたら、道や目標物の方位角を確かめます。慣れてくると持ち方まで変わってくるものです。

慣れたところで、ポイントごとに交代で先頭を歩いてもらい、自分の力で正しい進路を判断できる自信をつけていくのです。


▲進めば進むほど慣れてきます。頼りなさは見られなくなり自信が姿勢にも現れてきました

出だしは沢(谷)に沿ったコース、途中から尾根を辿って登るコース。歩く道の地形的変化を観察して読みとることも地図読みの大切な要素です。コンパスも正しい持ち方で見なければ正確な方位が読み取れません。


▲大楠山は三浦半島で一番標高が高い山です。それでもわずか242m

大楠山の山頂で少し休んでから、ゴルフ場のコース脇を通るルートで大楠温泉を経て、横浜横須賀道路を橋で渡り、大楠登山口のバス停からバスに乗って逗子駅へと戻りました。


▲梅雨空は一日中雲に覆われていました


▲バス停まであと少しの橋まで来ました。地形図は手に持ったまましまうことはありませんでした

雨だったけど、無事に終わりました。

今回歩いたコースは、前田橋バス停~渓流~尾根のコースから展望台~トイレ~大楠山頂上~葉山カントリーコース横~渓流~大楠温泉~横横道路橋~大楠山入り口バス停~逗子です。

最初は多少とまどっているようでしたが、最後にはご参加いただいた3人ともよく理解してくれました。(小日向)

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