レポートTOKYO池袋教室 実地4 金時山「夏山の装備を総チェック」

関東の梅雨明け後、はじめての実地講習「金時山」でした。山女子クラブ初の雨の中の実施となりました。仙石原のコンビニで最後の買い出しなどを済ませたあと、いつものように地図を見ながら今日のコースの説明と講習のポイントについてミーティング。
このときすでに、空は雨雲におおわれていましたが、ときおり雨粒が感じられる程度のギリギリの曇り空でした。

バスを降りてコンビニで買い出し後、地図を見ながら出発前のミーティングです。

登山口でトイレを済ませ準備運動の前に靴ひもをしっかり結んで足ごしらえ。

曇り空も覚悟していた猛暑を和らげてくれると思えば気が楽。いよいよスタート。

雨は心配でしたが、この曇り空のおかげで誰もが覚悟していた真夏の猛暑がゆるみ、朝方は蒸し暑さも残っていた空気も、次第に意外なほど涼しく快適で、登りの助けになってくれました。まだ雨もほとんど降っていないので、登山道もほぼ乾いた状態でスリップの心配もなく晴天時と変わりません。
もともと今日登る標高差はおよそ600m。さほどハードな行程ではありませんから、ゆっくりじっくり登れば3時間足らずで登りきれるという予想で、登り方の講習などを交えながら、ペースを保って登ります。
最初の休憩は金時宿り岩という大岩のある少し開けた場所。ここで、朝の集合時に各自にお配りしたアミノバイタル®パーフェクトエネルギーを飲んでアミノ酸とエネルギーを補給し、このあとの急登に備えます。トレッキングポールも急な坂の登りで使用するため準備します。

誰がはじめたのか、金時宿り石のつっかえ棒。はずしたからって岩が動いたりしません。

今日は装備チェックがテーマ。みなさん道具もウエアもしっかりキマってました。

小雨は降り始めていましたが、雨具を着るほどでもなく、道すがらの講義も余裕。

登り坂が勾配を増してくるとやはり苦しいものです。ほんとに涼しくて助かりました。

地形図で先読みしたとおり、現れた急な登り坂。はじめは慣れずにとまどっていたポールの使い方も、少しずつ慣れてくると着実に高度を稼ぎました。1000m近辺の植生の変化について説明なども交えながら、すでに今日一番の急坂はクリアしていたのでした。あとは頂上直下の若干の岩場を取り付けられたロープなどを適切に使って安全に登りきればよいのです。
初心者の方は、岩場というだけでハードルが高いと感じるものですが、基本は同じです。必要に応じて三点支持で安全を確保しながら、やはりなるべく歩幅は小さく、後ろ足で蹴らずに体重移動で体を持ち上げていくことが大切です。これが自然に出来るようになれば、岩場の緊張感が楽しくなるかもしれません。

足場の悪い岩場では先生の動きをよく見てからあとに続きます。

家族連れの幼児も頑張っていたのを見て、わたしたちも弱音は吐けません。

標高1000mを超えブナの林が美しい。頂上はもうすぐです。ここはすでに雲の中。

意外なほどあっけなく頂上に飛び出します。先客も多いようでしたが、ほとんどの登山者は強い風を避けるために、頂上に2軒あるお茶屋さんに避難しているようでした。いつもあまり長い休みはとらない山女子クラブですが、いつも以上に手短に昼食だけを摂って出発する予定です。

意外なほどアッサリと頂上広場に到着。景色が全く見えなかったのが唯一残念。

頂上は風が強かったので体温を奪われないように雨具でガード。みなさん元気です。

さすがに強風ではコンロも使えず、食事だけして出発の準備をはじめます。

涼しかったとはいえ、汗でしめった衣類は風に吹かれると急速に体温を奪います。体力消耗を防ぐ為にもこういう場合はすばやく防風対策をとりましょう。各自、雨合羽やパーカなどを着て休憩。予定していた恒例の昼食時の温かいスープと食後のコーヒーも断念しましたが、みなさんこの状況を楽しんですらいる余裕が感じられました。食後に記念写真を撮影してから手早く荷物をパッキングし下山開始。
さきほど通過して来たばかりの岩場は、驚くような手際のよさでクライムダウン。その後の急な下りもポールの使い方を教わったら、これもあっという間にマスターして先生のハイペースにもしっかり追従していき、下山開始からわずか100分ほどで無事下山しました

景色が見えなかったから天気のよい日にまた来てみたい、そう感じるのは名山の証?

けっして難しいルートではありませんが、雨で条件が悪くなっているため慎重に。

登りとは違うルートで下ります。分岐点で小休止し、アミノバイタルで筋肉補強。

雨の日は植物の色がしっとりと美しく見えます。これはウツボグサ。

ヤマユリもいたるところで大きな花を咲かせていました。

ネジバナは名前のとおり、花がねじれながら咲くのでわかりやすい。

これはシモツケの花。他にも多く咲いていたのは、ホタルブクロやドクダミなど。

矢倉沢峠まで下ればあともう少し。評判のお茶屋さんは雨のせいか休業中でした。

あと少しですが安全に、慎重に下ります。

ほどなく無事、矢倉沢峠への登山口に下山しました。あとはバス停まで舗装された道路を下るだけです。

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