湘南平塚教室 実地講習「三浦アルプス」レポート

逗子駅前から逗28・南郷中学校行きバスに乗って終点まで

KEENガラージ湘南平塚店での机上講習2日後の土曜日。逗子駅前に集合して「三浦アルプス」での第2回目の実地講習です。テーマは「楽な登り方と安全な下り方」。登山口はバス停から徒歩5分の「南郷上ノ山公園」です。ここは野球場やテニスコートもある運動公園なので、トイレもあって落ちついて出発の準備ができます。大きなグラウンドの片隅にあった木陰のベンチでKEENイケメン軍団のお二人が手ぎわ良く、お客様にレンタルシューズ「テラドーラ」に履き替えていただくフィッティング開始。参加者のKさんは今回2回目なので、サイズもわかっていてスピーディに完了。出発の準備は短時間で整いました。

出発の前に地図を見て、今日歩くコースの確認です。小日向先生からポイントの説明があります。

ベンチから見た二子山。左が上二子山、右が下二子山。今日は上二子山が最初の目標です。

今日は気温も上がりそう。先は長いので緩やかな坂道ですが急がずゆっくり歩きます。

30分もかからず、上二子山の頂上に着きました。展望台から周囲を観察。

上二子山山頂の三角点。このように標記の文字が刻まれている面が南なのだそうです。知っておくと便利

南郷上ノ山公園から二子山に向かって登って来た砲台道から森戸川方面への下り口

下るにしたがい、シダ類が密生して沢っぽくなってきました。

森戸川の支流、小附沢に出ました。しばらく沢沿いに進みます。

公園のトイレ脇から登山道に入ります。ここから二子山へと続く道は、むかし大砲が据えられていた砲台へと物資を運ぶために使われた砲台道と呼ばれる未舗装の道路です。上二子山へは先で2回ほど急カーブを曲がると電波塔の鉄塔前に突き当たり、上二子山山頂へは左手の木の階段を登ります。南郷公園から上二子山山頂までは30分ほど、急な坂もなく足慣らしにちょうど良い距離でした。山頂では腰を下ろす間もなくすぐ出発。いま来た道を戻ります。

砲台道を南郷公園から登ってくる途中の分岐まで戻り、道標を確認して森戸川方面に下ります。下り始めてすぐに東逗子駅方面への分岐がありますが、そのまままっすぐ沢筋に下っていきます。いつのまにか沢が明瞭になり、はっきりとした川床に出てあとは水の流れに沿って下り、やがていくつかの沢が合流して来る森戸川の林道終点です。

森戸川に沿った森戸林道終点は、広場のようになっており休憩に良い場所です。

森戸林道終点から急なやせ尾根を登り返して三浦アルプスの主脈、南尾根を目指します。

山仙人・小日向流「楽な登り方」で難なく南尾根に到達しました。

この森戸川沿いの森は、植物学者でもあった昭和天皇が葉山の御用邸にみえると研究のために歩かれたそうで、そのため林道が車両通行禁止となり自然が守られたというだけあって、小鳥がさえずりバードウォッチングには絶好のポイントなのだそうです。野鳥カメラマンたちも撮影ポイントとして好む場所だとか。こんなエピソードも山仙人の引き出しにはいっぱい詰まっています。いっしょに山を歩いているだけですが、また一つ勉強しちゃいました。

軽く行動食と水分を補給して出発です。ここから、ふたたび三浦アルプスの主稜線ともいえる南尾根めざして急な登り坂を登ります。ここで、楽な登り方をじっくり教わり、さらに実践しながらポイントを伝授され、次第に歩き方を身につけていきます。足の運びや体の使い方に集中していると、時間が経つのも忘れていつしか高度をどんどん上げていました。気がつくと高度差100mを30分ほどで一気に登って稜線に飛び出します。ここからは尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら距離をかせぎます。途中の小さなピークは小さな石の観音さまが安置され「観音塚」と呼ばれています。ここまで来れば3分の2は終わったようなもの。水分を補給しここから先に出て来る急な階段の下りに備えて、トレッキングポールを用意します。

南尾根の稜線を快適に進みます。

観音塚の観音様は道に背を向けて立っています。山仙人「何故だかわかりますか? 南を向いているんですね」

樹間から相模湾の海が見えるようになって来ました。ここまでずっと木陰の道で涼しく快適でした。

今日最後のピーク「仙元山」相模湾の絶景ポイントです。トイレもありますが、日当りが良すぎて暑いのが難。

アスザックフーズさまご提供のスープを入れてお弁当タイム。景色を眺めながら食後のコーヒーも楽しみました。

本日最初で最後の絶景ビューポイント。仙元山に到着しました。ここにはトイレもあるので安心してゆっくりとランチタイムを楽しみました。フリーズドライ食品のメーカー「アスザックフーズ」さまからご提供いただいた「ザク切りキャベツとトマトのスープ」と「モロヘイヤとトマトのスープ」を作ってお弁当といっしょに試食していただきました。どちらもそれぞれに美味しいと好評でした。

もうあとは下るだけ、食料もほぼ食べ尽くし、スープのために担いで来た水も使って軽くなりました。最後にもう一度景色を楽しんで、お約束の記念写真。前回バナーを忘れたKEENさん。今日は山女子クラブが忘れて来てしまいました。

山女子クラブなのに男ばっかりと思われるかもしれません。でも、いいんです。1人でも多くの女性に安心して山を楽しんでいただきたいから、少しずつでも仲間が増えていくことを信じて続けています。大切なのはいっしょに山を歩くこと、同じ道を歩きながら仲間を思いやること。それは、こうして実際に山に来なければ決して経験できない大切な体験だと考えています。だから、案内する私たちも楽しんじゃってます。ぜひ一度参加していただければおわかりいただけると信じています。

2度目の「テラドーラ」試用でKEENファンになったKさん。購入を決めたそうです。気に入ってもらえて良かった。

江ノ島をバックに相模湾ではヨットレース。空気が澄んでいれば、大島や富士山も見渡せる絶景オーシャンビュー。

最後は一気に下界へと下ります。普通はこの逆コースをたどる人が多いそうですが、この絶景は最後がベター。

 

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